学校のカイダン 1話 あらすじ、感想


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春菜ツバメ(広瀬すず)は高校2年生
祖父の徳次郎(泉谷しげる)と二人暮らしをしている。

二ヶ月前に名門の明蘭学園高校に特別採用枠で編入した所だ。
というのも、通っていた高校が2ヵ月前に閉鎖されてしまったからだ。

誉田蜜子(浅野温子)は明蘭学園高校の理事長兼校長を務めている。
学校が閉鎖されてしまった生徒達を無償で受け入れるプロジェクトを実施している。

しかし、実際には問題があった。

蘭学園には “プラチナ8”と呼ばれる生徒たちが学園を牛耳っている。
そしてツバメのような生徒を“特サ枠”と呼んでバカにしているのだ。

 

ある時、教頭の金時(生瀬勝久)はツバメを呼び出した。
そして、全校生徒の前で新しい生徒会長に選ばれたことを伝えた。

クラスから一人出さなければいけない生徒会長選挙の候補者に無理矢理されていたのだ。
それはプラチナ8のメンバーが、ツバメが選挙で生徒会長に選ばれるように仕組んだ事だった。

そして全校生徒の前で意気込みを語る事になった。
ツバメは何か話そうとするが、何も言葉が出て来ない。

そして、そのまま後ろに倒れてしまった。

ツバメは嫌々ながら老人ホームでのボランティア活動を取り仕切ることに。
腹立たしい事に、プラチナ8の生徒たちは遊んでばかり。
しかもツバメに仕事を押し付けてくる。

そんなツバメの前に謎の男(神木隆之介)が現れた。

彼は言った。
「願い事をかなえてやろうか?」
何の事かわからないツバメなのだが・・・!?

そしてプラチナ8の中では最近変質者が現れるという噂が流れていた・・・。 翌日、老人ホームの施設長が明蘭学園に怒鳴り込んできた。
なんとボランティアに行った生徒の誰かが搬送用のストレッチャーに乗って遊んでいる画像がインターネットに出回っていたのだ。

学校のイメージを守りたい金時はツバメに、悪ふざけをしていた犯人を捜すように命じる。

ツバメはプラチナ8達に聞いてみた。

すると、「知らな〜い。 警察ごっこ?
っていうか、何さぐってんの?
そんな事してるとはぶられちゃうよ。」と言われた。

落ち込みながら帰っていると、あの謎の男が現れた。
ツバメは、噂の変質者だと思った。

するとその男は色々と悪態をついて来た。

「友達があなたに困ってるんです。」と言うと、

「お前に友達なんていないだろ!?
やり返さないのか?
戦って全部ぶち壊せ!!」と言う。

 

翌日、犯人として油森(須賀健太)の名前が挙がる。

しかし、ツバメは信じられなかった。
生真面目な油森がそんなことをするとは信じられない。

「油森君がそんな事・・・。」と言うと

「ツバメさ〜、あんた何様のつもり?
ガチでうざいんだけど。
もう二度と話しかけないで。」と言われた。

先生達も油森が一人でやった事だと仕組もうとしている。
「あくまで自主退学するように仕向けないと・・・。」

 

油森は自分がしたことだと認めた。
「謝りたいです・・・。」と言うと、

「絶対に謝るな。

謝ると加害者になってしまう。
君には退学してもらう。」と言われた。


実際は、油森はプラチナ8の生徒たちに、犯人に仕立て上げられた。

夜にツバメは油森を呼びだした。

「力になれなくてごめんね。
本当はやらされたんでしょ?」

すると油森は「それを話したら何か出来るの?

私じゃなくて良かった。
私は油森みたいにならないようにうまくやらなくちゃって思うんだ。

お前もあいつらと一緒だ!!」 雨の中、何も出来ずに崩れ落ちるツバメ。

するとまたあの車椅子の男が現れた。

「何が嫌なんだ?」

「全てが嫌、皆変なの。

ちょっとでも皆からずれるとすぐにはじかれる。

でも私たちには学校の世界が全てなのよ。」

「だったら戦え!

全て乗っ取ってしまえ!!」

 

そして車椅子の男の部屋に連れて行かれた。

彼は「学校のトップにたて。

今の君には覚悟が足りない。

皆に嫌われる覚悟を持て。

 

油森を救いたいのに嫌われたくない。
そんなのは痩せたいと言ってるのにアイスを食べる女と一緒だ。」

ツバメは「本当に油森君を救えるの?」

「ああ、僕の言う通りにしろ。

僕の名前はケイ。

雫井彗。

僕と君は契約を結んだ。」

 

後日、学校で臨時生徒総会をやるというアナウンスが流れた。

全校生徒が講堂に集まっている。

ツバメが決意表明をするという事になっているのだ。

 

「一歩だ。

一歩を踏み出せ。

そうしたら全てが変わる。

上がれない階段はない!

歩け、そのまま胸をはって歩き続けろ!!」

 

ツバメは壇上に上がった。

「目を閉じろ。

まだだ、まだ開けるな。

今だ、マイクを思いっきり投げろ!

そしてリュックから銃を出せ!」

 

すると拡声器が入っていた。

「最大の武器は言葉だ!

さあ、言え!」

 

すると、「私は油森なんて大嫌いだ。

あんな奴退学になっても関係ない。

だから全部あいつのせいにすればいい。

こうして油森君は全ての責任を一人で負う事になりました。

 

けど、私たちと油森君は何が違うんでしょうか。

次は油森君の役は誰がやるんでしょうか。」

 

止めろ!と言うとツバメは退学届けを出した。

理事長は最後まで聞いてみましょう。と言った。

すると突然講堂が真っ暗になった。

そして油森がいじめられている映像が流れる。

しかしいじめた本人達は逆ギレし始めた。

 

ツバメは叫んだ。

「全然違うよ!

私たち皆が悪いんだ。

誰が犯人とかじゃない。

油森君を犯人にする空気に合わせた。

明日無視されたらどうしよう。

それが怖くて・・・。

だから私は毎日三回神様にお願いするようになった。

中学の頃から毎日毎日。

神様、どうか明日も何事もない人生になりますように。

仲間はずれになりませんように。

だけど神様はいつもちょっとだけ意地悪で、いじめる側にまわった。

自分がはじかれないように。

最低、そんな自分が嫌いで・・・。

大っ嫌いで!!

やる方もきっと何でかわかってなくて、やられる方もわかってなくて。

私はもうそんなの嫌だ。

だから私はこの学校を変えたい。

このへんてこな世界を変えたい。

これが私の所信表明です。」

 

校長は面白いじゃない、と言った。

そして講堂は「説教くせーんだよ!

何様だ!」と大ブーイング。

物がたくさん飛んで来る。

 

その後、彗は「もうこれは必要がない。」と言って医学届けを破り捨てた。

そして「少なくとも一人は心を動かされた奴がいるぞ。

さっき油森が教室に戻って行ったぞ。

これから大逆転の始まりだ!」と言って、笑って去って行った。      

 神木さんの演技良かったですね~心に響くものがありました。あと広瀬さんは現役の高校生なのでしっくりきてました(^-^) 今後二人でどのように学校を変えていくのか見物ですね♪